最初は作業療法士として病院でリハビリテーションに携わっていました。
そこでは脳梗塞後遺症片麻痺やパーキンソン病や頭部外傷、脳性小児麻痺といった中枢性疾患や、変形性関節リウマチや骨折、腱断裂といった整形外科疾患や統合失調症や躁うつ病の患者様の機能訓練を行っていました。
また、作業活動だけでなく麻痺や運動制限や疼痛に対しては、徒手療法も行うようになりましたが、徒手療法での限界と鍼灸の必要性を感じ、鍼灸師として国家資格を取得しました。
そして、徒手療法と鍼灸治療を合わせて疼痛症候群や運動機能障害の治療を行っていましたが、治療経過を観察すると内臓の働きによって効果が変わることを発見し、また、内科疾患や検査は正常値であるにもかかわらず起こる不定愁訴、いわゆる未病に対して五臓六腑の働きを良くする事の必要性を感じ、東洋医学的アプローチを始めました。
こうして、西洋医学と東洋医学を融合した治療を目指して、この芦屋の地で『芦屋百会鍼灸治療院』を開院しました。